【Q2】
講習会を終えて、ホームグランドに戻って釣りをする時、何に一番気をつけて釣りをすればいいですか?


【A2】
ウキフカセ釣りでは、魚を釣り上げるためのアプローチ方法は幾通りもあるので、それぞれのアプローチ方法によって基本は異なると思いますが、いずれのアプローチ方法においても共通している基本といえば、「コマセとツケエサの同調」であると考えます。

撒いたコマセは、潮などの影響を受けて海の中では徐々に拡散していきますが、その拡散していったコマセの帯の中にツケエサを紛れ込ませることを「コマセとツケエサの同調」といいます。

基本的には、コマセとは魚を寄せるためのエサなので、コマセの帯の中にツケエサを紛れ込ませる(すなわち、コマセとツケエサを同調させる)ことによって魚を食わせることが主となりますが、 時として、エサ取りが多いような時には、意識的にコマセの帯の中からツケエサを外す(すなわち、コマセとツケエサを同調させない)方が、本命が釣れる確率が高くなる場合もあります。 ただし、このようなケースにおいても、コマセの帯の中にツケエサを紛れ込ませる(すなわち、コマセとツケエサを同調させる)ことが出来れば、その逆のパターンである、 コマセの帯の中からツケエサを外す(すなわち、コマセとツケエサを同調させない)ことは簡単に成し遂げられるので、ウキフカセ釣りにおける基本中の基本といえば「コマセとツケエサの同調」であると考えられます。
よって、実際に釣りをする際に、最も意識すべきことは「コマセとツケエサの同調」であると考えます。

<於、第57回ウキフカセ釣り入門講習会-in熱海/回答者-桜井>

↑ PAGE TOP