タックル
#5-NEWプレイソ
これまでのプレイソというと、どことなくエントリーモデルのトライソの“お兄さん”という感覚が否めませんでした。
しかし、今回、新たにフルモデルチェンジをしたプレイソをダイワの担当者から見せられた時、「あれ、新しいブランドでも立ち上げたのかな?」と勘違いしたくらい、その変わり様は大胆で、これまでのプレイソの後継機種だとはわかりませんでした。
具体的には、カラーをこれまでのシルバーから黒に変更し、そのフォルムを大幅にシェイプアップすることによって非常にシャープ感の増したボディ・スカート部を大胆にくりぬいたブランキングスプール・今回から採用されたアルミ製ワンタッチマシンカットハンドル等々により、見た目の高級感が飛躍的に向上したのです。
これまでは、プレイソというと、ベストマッチなロッドとして大島が思い浮かびましたが、今回のNEWプレイソなら、その高級感から、DXRとも十分に釣り合うリールだと私は思っております。
また、前述のボディの大幅なシェイプアップとスカート部を大胆にくりぬいたブランキングスプールの採用は、今回、新たにボディとレバーにZAIONを使用したことと共に、NEWプレイソの大幅な軽量化(約30g)の実現に大きく貢献しました。
そして、高剛性ボディとギアの加工精度を向上させたことにより軽く滑らかな回転性能を獲得することにも成功しました。
その他にも、マグシールドが搭載されて耐久性に優れていることは勿論のこと、利いてほしいときに必要な分だけ機能してくれる最先端のドラグ“ATD(オートマチックドラグシステム)”が新たに導入されるなど、とても嬉しい仕様に仕上がっております。
もともとプレイソのコンセプトは、ウキフカセ釣りに慣れてきて釣り心が芽生えた方々に楽しく遊んでもらうためのリールを作るというものです。
それゆえ、価格は抑えつつも、デザイン的にも性能的にもバランスが取れていることが望まれる機種なのですが、今回のフルモデルチェンジにより、このコンセプトをハイレベルで実現できたのではないかと思っております。
実際、私の周りには講習会の卒業生でウキフカセ釣りにはまっている仲間がたくさんおりますが、そんな彼らが今回の秋磯カタログを見て一番注目してるのが、まさしく、このNEWプレイソなのです。
また、もう一言付け加えさせていただくなら、デザイン的にも性能的にも大幅にバリューアップされたNEWプレイソは、初中級者の方には勿論のこと、上級者にもご満足いただける一台に仕上がったのではないかと確信しております。
NEWプレイソ、絶対にお薦めです!
なお、ダイワのLBリールは、トライソからトーナメント至るまで、約20年に渡り、すべての機種のスプールに互換性を持ち続けていて、新たなる機種に買い変えても、これまでに持っていた機種のスプールが無駄にならない仕様となっているのがとても嬉しいところです。
※画像は月刊磯・投げ情報編集部からお借りしました。
2016.09.19 written by 桜井
【NEWプレイソ・インプレッション】
◎アキちゃん(講習生)のインプレッション
【NEWプレイソ関連のリンク】
◎ダイワのホームページ中の製品情報
◎ダイワのホームページ中のインプレッション動画<前半>