レクチャー

♯6-ヒデさん先生の教え in 磯釣りステップアップ大会2015



<講師>
ヒデさん

<生徒>
アサノさん
ワッキー
アキちゃん

<ステージ>
西伊豆仁科・カキハラ



<DATA>
月日:2015年11月22日(日)
天候:曇り
風向:北東
水温:21.3度
潮色:澄み
状況:潮が緩慢でアイゴが多い。

<<<ヒデさん先生の教え>>>
1.ラインメンディングに関して、道糸は潮上側に置くように心がけるのが基本と説明
当日は、浅いポイントである上、ベタ凪・微風・緩い潮流と仕掛けを入れ込むのにあまり苦労しなかったが、仕掛けを遠投すると、 潮の流れの影響をある程度受けるため、道糸を放置すると道糸が潮下に流されてしまい、仕掛けの流れるルートが大きくズレてしまっていたのでその点を指導。
また、当て潮時のラインのふけが放置されていたので併せて指導。

2.仕掛け投入手返しをマメに!
微妙な前アタリを見逃して空バリを流している。
しかし、微妙な前アタリを見分けるのにはある程度経験が必要なため、それをマスターできるまでは、仕掛けの手返しをマメに行うように指導。
また、経験を積むと、空バリとツケエサが残っている場合とでは、潮を受ける抵抗差から仕掛け回収時に分かるようになると説明。

3.ハリスに気を使え!
ハリスでハリから1mくらいまでの間がヨレヨレになっていたのもかかわらず、そのままで使用していたので、ハリスを取り替えさせて、ハリスにもっと気を使うように指導。

4.掛けてからのヤリトリに関して
具体的には、メジナがこちらを向いてハエ根の際まで来ているにもかかわらず、竿をタメたままの状態で止まっていた。 タナが浅く、仕掛けも短かったので結果的には取り込めたが、ハエ根のきついポイントでは、多少強引に浮かすくらいの気持ちがないと取り込めないと指導。

5.1つポイントに固執せず、状況に応じたポイントを攻める洞察力を身に付けろ!
具体的には、最初にメジナが釣れたポイントで粘っていたが、そのポイントよりサオ1本ぐらい先でいい潮目が出来ており、メジナの跳ねらしきものがあったので、ハリスを1mくらいに詰めさせて、その潮目に投げるように指示するとすぐに優勝魚のメジナが釣れた。

6.投入点に変化をつけろ!
具体的には、際を中心に攻めていた講習生に対して、あまり際の状況が良さそうに見えなかったので、際よりも1mぐらい先を狙うように指導。


<<<ヒデさん先生の感想>>>
ステップアップ大会は、とても有効な大会だと思いました。
講習生は、各人に釣技レベルの差があり、それぞれに見合った指導が必要だと感じました。ですから、指導する側も、どの程度の技量をもっているのかを見分けることが大切と言えます。
また、アレもコレもと盛りだくさんに指導しても逆効果と言えましょう。
指導する側も、以上のことを心して指導しなければ行けないと感じました。
そして、ベテランとの釣行も釣技の向上を計る上では有効であると思いました。
古い講習生は、それなりに揉まれて成長しているのも事実ですし、将来が楽しみと言えます。また、釣技の面だけではなく、古い講習生達が、今大会の運営に携わり、協力しあって努力している姿を見れたのはとても感動しました。
今回、私もカキハラの攻め方のバリエーションが増えて感謝しています。





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